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間違ったしつけをしないために

絶対にやってはダメ!5つの間違ったワンちゃんのしつけ方

もっておいでを楽しむワンちゃん

世の中には間違ったしつけ法が溢れています。16年間愛犬との時間を過ごしてきた1人の人間として、ワンちゃんと暮らしている方、 これからワンちゃんと暮らす予定にしている方に対して悪いしつけ例を経験談と合わせてお伝えします。

1.体罰を決して与えないでください

残念ながら動物を虐待する人や体罰によって言うことを聞かせるというトレーナーがいるのも事実です。これはとても残念でなりません。せっかく縁があって自分のもとへと来てくれたのですから共に成長しながら時間を過ごしてゆくことが大切なはずです。殴ったり蹴ったりはもちろんですが、首輪につないだリードを強く引っ張ったり犬が嫌がるスプレーをしつけとしてかけたりするのは虐待です。

確かに、なかなか言うことを聞いてくれないとむしゃくしゃしてそのような気持ちになってしまうこともあるかと思います。しかし、体罰を与えた後はワンちゃんだけではなく、あなた自身も傷つくはずです。例え、評判の良いドッグトレーナーが体罰は必要ですと言っていたとしてもそれを実行しないでください。しっかりとしたしつけトレーニングを行えば体罰などせずともお互いに分かり合うことができます。

2.威嚇や威圧をしないでください

ワンちゃんがトイレの場所を間違えてしまい粗相をしたとき怒りたくなるかもしれません。しかし、殴るふりをすることや棒を持って追い回したりすることや大声で怒鳴り散らすなど威嚇や威圧は決してしないでください。例えば、あなたが小さな頃、何か失敗する度に両親にこれらの行動をされていたらどうでしょう。こんな経験をしてしまっては両親を好きになれるはずがありません。

これではたった1人(1匹)で新しい環境に訪れたワンちゃんに、自分を守ってくれるパートナーだと認識して貰えるはずがないからです。純粋なワンちゃんには威嚇や威圧は必要ありません。意味が無いのです。もちろん、叱るときは必要ですが「ダメ」、「イケナイ」と端的に伝えてあげる方が効果があります。

3.褒めるだけのしつけをしないでください

忠犬ハチ公が飼い主思いになった、たった1つの理由をご存知ですか? それは、飼い主が自分を褒めてくれて大切にしてくれたからです。顔を向き合わせる度に叱っていたようではワンちゃんはプレッシャーを感じ飼い主を信頼することができません。しかし、褒めて伸ばすことによって「して欲しいこと」と「して欲しくないこと」の両方を教えてあげることができるのです。

その際に、あなたにとってして欲しくないことをワンちゃんがしてしまった際に叱ることが必要なのです。叱るとは感情的に怒鳴り散らすことではありません。子供を諭すように理知的に伝えることです。「あなたの今の行動は問題なのよ。だからやめてね。」というルールを理解して貰うために叱るのです。

4.愛犬に上下関係を求める必要はありません

よく自分はペットよりも上か下かという話題を耳にすることがあります。実際、ワンちゃんが問題行動を起こすのはコミュニケーション不足や社会科不足の2つです。上下関係という部分で問題が起きているわけではないのです。ワンちゃんに対し高圧的な態度で接して上か下かを学ばせる必要はありません。

あなたの友だちとして兄弟として子どもとして接してあげることがベストです。恐怖心で従わせるよりも、あなたのことが大好きだから従うことが好きという状態こそ理想のしつけトレーニングが完了している状態となります。

5.情報は常に新しく生まれ変わっています

ワンちゃんに対する研究は日々進化しています。5年前や10年前のしつけよりも最新のしつけの方が理に適っており選ぶには懸命です。従来のやり方では吠えグセや噛みグセが直らなかった子が最新のしつけ方では簡単に問題を解決することができるケースもあります。

自分の犬はバカだからなんて考えられずに見捨てないであげてください。時間が経過していくことで、きっとあなたの愛犬は素晴らしいかけがえのない存在となりますゆえ。

まとめ

人生の半分以上、犬と暮らしてきました。私自身、最初は右も左も分からずどうやって接すれば良いのか、○○のときはどうすればよいのか? などわからないことだらけでした。今思うと間違えてしまっていたなと恥ずかしくなる部分も多々あります。犬を飼うというおこがましさではなく、犬と暮らすという気持ちでいることこそ、しつけ成功の最大の秘訣だと感じています。

>>家庭犬をお利口にする3つの正しいしつけ法とは?

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